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塾長ブログ
2020/04/07
コロナウイルスにより業界形態は変化し、パラダイムシフトへ
しばらく更新していませんでした。久々の投稿です。
大変な時代になりました。連日コロナウイルスの報道が続いています。
本日夕方(4/7現在)にも緊急事態宣言が出るものと思われます。当塾ではあらかじめ
授業再開を5月以降としていましたが、これから他の大手受験塾でも休講措置が5月以降まで
続くものと思われます。早く終息してほしいものです。
また悲観的になってばかりもいられません。ピンチはチャンス。逆境の中に成功の種子があります。
もともと人類は環境の変化により、自らも変化して生き伸びてきました。
今回の件で、人々の働き方や行動様式に大きく変化がもたらされつつあります。自宅でのテレワークを行う会社や
また投資の口座の開設も急増しているそうです。学習塾業界においても映像授業等を行っていく塾も増えていくでしょう。
映像授業においては、確かに数学や物理や社会などの講義に重きを置くものは映像授業でも大いに役立つと思います。
しかし英語においてはどうでしょう。かなり前から英語の映像授業は色々な塾で導入されてきましたが、そこまで流行しませんでした。
これはこれからも流行しないと思います。なぜなら、英語は言語だからです。一方通行の映像授業では生徒は身に付かないからです。
よっぽど集中して映像を聞いて、予習・復習してわからないところは細かく自分で調べて・・・という生徒なら映像でもよいと思いますが、
ほとんどの生徒はそうではありません。またアウトプットしなければ身に付かないのが英語です。
当塾でほとんどの生徒が成績が上がる要因としては(手前みそになりますが)、生徒一人一人のインプット・アウトプットの度合いを
先生が把握しているという点です。内容をわかりやすく教えるのはもちろんですが、そういう基本動作も指摘するのが塾の役目だと
思います。
話が英語から変わりますが、旧来の受験形態も変化していくと思います。前からその傾向はありましたが、今回のコロナの件で
大会社が個人に負ける時代が到来します。リーマンの破たんのように、この企業が?という会社もつぶれることもあるでしょう。
つまり偏差値の高い大学に入って、大手の会社に入れば安泰、という時代ではもうありません。ということは受験で偏差値の
高い学校に入れる一般の受験型学習塾というのはもう廃れていきます。時代は「専門」に入ります。テレビからyoutubeに参入する芸能人も
増えていますね。それと同じです。
自分一人一人がプラットフォームとなる基盤を持ち、自分の専門で勝負するような時代に
入ります。誰かに頼る、大学ブランドに頼る、会社に頼る、そういう人は「負け組」になっていくものと思われます。
英語でいうと「通訳」「翻訳家」「先生」などが専門にあたると思いますし、たとえ英語の職業ではなくとも英語はますます
これからの時代に重要になると思います。
当塾はこれからの時代のひとりひとりの「専門」を手助けできる塾でありたいと思います。